バンドのマネージャーという観点からライブをこなすバンドマンに対して知っておいて得をする情報を記載しています。
まずバンドにはコンセプトとイメージが重要だと語っており、そこから日々の練習でバンドの色を作っていく必要性をといています。
第三者から見た演奏力やレコーディング、ライブでの取り仕切り方までバンド活動をしていくうえで学んでおきたいバイブルです。
ただ上手ければいいという時代は過去のもの。どうやってファンを獲得してステップアップしていくか、
ブッキングマネージャーの視点だからわかるバンドの活動指針を丁寧に解説しています。
バンドを行なっていくうえで切ってもきれない関係にあたる相手、それがPA。
ライブではPAが観客に良い音を届けられるように努力してくれているのですが、
設定のうまくないバンドにはPAも苦労しているのも実情。
ライブハウスによってどのように音が変わるのか、現場でどのように修正すればよいのかといった知識をPAの視点から学べるのは大きいです。
またスピーカーやエフェクターといった機器の電気回路を客観的に分析している項もあるので音作りの参考にもなります。
イベントやライブで大音量を快適に聞こえるように切磋琢磨する職業PA。
壁の素材や厚さによって音の振動はどのように変化しているのか、専門的な視点で解析しています。
ライブの会場を借りたものの、実際の現場でセッティングに悩んでしまうプレイヤーも少なくありません、
ライブハウスにはどのような電気回路・配線がなされていて、プレイヤーはどのようにセッティングをすすめると良いかといった事も記載されています。