ネックとボディの接続方法(ジョイント方式)を確認する
1.種類
(1)ボルト・オン・ネック(デタッチャブル)
ネックとボディを“ネジ”で止める方式。サステインはあまり無いという欠点はありますが、
簡単にネックを取り外せるので、修理や交換がやりやすいのが特徴。音の立ち上がりの良さなどボルトオンならではの音色特性がある。
(2)セット・ネック
ネックとボディに凹凸を作って、しっかりと噛ませて接着したアコギなどでも主流の方式。
サステインもしっかりあってサウンドは良いが、修理などには若干の手間がかかってしまう。
(3)スルーネック
ネックがボディの1番下まで伸びて、1本の木で出来ている構造。その両側をボディではさむ作りになるので、
反りや修理などはかなり難しい。サステイン(音の伸び)は3種類のうち最も長い。
構造上、ボデとネックの段差をスムーズにできるのでハイポジションが弾きやすくなる。
※総括
ネックの接続方法(ジョイント方式)により音色は変わりますが、
あまり過剰に気にかける必要はありません。
ただ、高音域のギターソロを弾きたいという方は接続が滑らかなギターを選ばないと、
指が奥まで伸ばしづらく後悔するのでその点は注意する事をお勧め致します。