チューナー
チューナーとは、各弦の音程を調節する道具です。
エレキギターは弦楽器なので、弦の品質変化や温度環境等によって音程が狂ってしまいます。
練習前やライブ前には必ず必要になります。
最近では安価な商品でも非常に精度が高くなっているいるので、
強いこだわりがなければ低価格なもので十分だと思います。
1.種類
(1)デジタルチューナー
ギターからの電気信号をシールド(配線)経由で音を検出します。
その他にも、精度は若干落ちますがクリップ式で弦の振動を検出する便利なタイプもあります。
(2)アナログチューナー
基本的な原理は「(1)デジタルチューナー」と同様ですが、アナログの指針を用います。
(3)音叉
音叉を振動させた音(A音)を基準にして調弦していきます。
耳の鍛錬にはなりますが主観が混ざってしまうのが欠点です。
(4)ピッチパイプ
各弦それぞれに対応した音が出るように作られた笛です。
耳の鍛錬にはなりますが主観が混ざってしまうのが欠点です。
2.デジタルチューナーをおすすめする理由
(1)精度が高い
人の主観や指針に頼らないためあらゆる環境でも安定したチューニングが可能です。
(2)設定変更が容易
他のチューニング方法では440Hz固定で、各弦の音程も決まっています。しかしデジタルの場合は設定変更で
容易にヘルツ設定や変則チューニングを行なう事が可能です。
(3)音を出さずにチューニングできる
ライブハウスや練習スタジオでは自分以外にもあらゆる音が鳴り響いています。
そのような環境の中でもデジタルチューナーは安定した調弦ができます。
3.おすすめチューナー
(1)練習用チューナー
有名なメーカーは「KORG」「BOSS」「YAMAHA」です。
3社のチューナーは知名度も高く安心して購入できます。
(2)ライブ用チューナー
価格は少し上がってしまいますが「ギター
→チューナー
→アンプ」へと繋げる事が可能なためステージ上でも曲間に調弦を行なう事が可能です。