オクターブ調整


1.概要

 「チューニング」→「ネック調整」→「チューニング」→ 「弦高調整」→「チューニング」が済んだら、最後にオクターブ調整です エレキギターは、12フレットが「開放弦の1オクターブ上の音」になります。 しかし、弦の種類や太さによって多少のズレが生じてしまいます。 その状態では、ハイフレット(高音)になるにつれて音程が狂っていってしまいます。 そこでブリッジの位置を調整する事で音程のズレが起こらないようにするのがオクターブ調整です「0フレット〜12フレットの距離」=「12フレット〜ブリッジの距離」が理想的な状態です




2.確認

 チューナーを用意して通常通りチューニングを行います。 通常のチューニングを終えたら12フレットを押さえた状態でにチューニングの表示を確認します。 12フレットは開放弦の1オクターブ上なので、オクターブ調整が完璧な場合は開放弦と12フレットの音が同じ表示になります




3.方法

 オクターブ調整は、ギターの種類によって調整パーツが若干異なりますが調整部分は全て同じです。 各弦の根本(ブリッジ)位置を調整できる箇所があるので、それを緩めて作業を行います。 確認時に、12フレットの音が高かった場合はネック〜ブリッジ間の距離を短くします。 逆に12フレット音が低かった場合はネック〜ブリッジ間の距離を長くします


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