エレキギターを手にした方ならたいてい興味のあるジャンルそれがロック。
そんなロックを弾いていく上で欠かせないテクニックや奏法をしっかり学ぶのも重要なことだと思います。
ロックの特徴のひとつにブルースからの発展というものがありますが、速弾き時にはクラシックスタイルに変更することもあります。
そういったスタイルチェンジの考え方もしっかり学ぶと上達が早まります。
ロックの前身音楽としての役割を果たしたのがブルース。
参考書にはサークルオブフィフス(ブルースオブ5th)やブルースノートなどロックには欠かせない音楽理論を
客観的に学ぶことができます。また、ブルースならではのタッピングハーモニクスやダブルストップなど、
覚えておくとロックの幅が広がる奏法も学んでいけるのがメリットに挙げられます。
速弾き等のテクニカル傾倒のジャンルといえばヘヴィメタル。
近年ではハードロック・ヘヴェメタルの邦楽バンドは減少傾向にあるもののまだまだ多くのギタリストから絶大な支持を得ているジャンルです。
メタルを弾かないにしても指のストレッチや分離のためにメタルの奏法を学ぶプレイヤーも少なくなく、
練習すれば演奏力が飛躍的に上がるジャンルといえるでしょう。
基本的に指弾きスタンスのクラシックギター。
ピックでは再現できないアルペジオや運指を学べるのが特徴です。
ロックギターではコーラス系のエフェクターを使いクリーンでクラシックギターのアプローチを使うとアクセントになります。
先代の作曲家の音楽理論をギターの演奏を通して学べる点とチキンピッキングの練習になる点もメリットとして挙げられます。
様々なテンションコードやアドリブギターを弾きこなすジャズギター。
ジャズギターはリズムも付点系や三連符系の独特のリズム感で弾くものも多いのでリズム感も養われます。
7thコードを始め、演奏を通して豊富なコードを実戦を通してコードの響きを学んでいけます。
代理コードや特殊な展開もジャズならではの面白みなのでテクニックだけでなく理論やリズム感を養うことも念頭に入れながら練習すると
ギタリストとしての上達にも磨きがかかります。
Y度とZ度をたくみに使いこなし、裏のリズムを強調したボサノヴァならではの旋律が特徴的です。
リズムパターンが複雑に作りこまれているのでリズムアプローチの参考にもなります。
またテンションコードをうまく使いこなすためのヒントも見え隠れしているのでボサノヴァを弾く際には
そのコードをしっかり覚えながら学んでいく得るものが多いのではないかと思います。
爪で弾く独特の音色、情熱的なギターアプローチが魅力的なフラメンコギター。
コード進行も独特なので覚えておくとストックを増やすことができます。
西欧の熱い旋律をマスターして楽曲アレンジに取り入れてみるのも良いと思います。