まとめ2 〜値段の違いは何なのか!?〜


目利きポイント


(1)木材の違い

 ギター@指板、Aネック(裏面)、Bボディ(本体)はそれぞれ目的にならった木材が使用されています。  エボニー材やマホガニー材といった木材は高値で特徴的な音色になりますが、安価で手に入るローズウッド材等も決して悪い材質ではありません。  初めのうちは材質にはあまり過剰にこだわり過ぎない事をお勧め致します。



(2)金属部品の違い

 ギターの弦を巻くペグや、弦を支えるブリッジ、弦の振動を拾うピックアップ、シールドの差込口などがギターの金属部品にあたります。 チューニングの安定性や電気抵抗に関わってくるので意識して確認する事をお勧め致します。



(3)ピックアップの違い

 エレキギターは木材や金属部品によって音色は変わりますが、最も音色に大きな影響を与えるのはピックアップです。 ピックアップはコイルとして発電させ音を出すものなので主に磁石の種類と電線の巻数で特徴が決まってきます。ご購入の際には 意識して確認する事をお勧め致します。



(4)機構のちがい

 ピックアップの数やブリッジの種類、ボディの形状などにより価格は変動します。  基本的には制作コスト・手間のかかる機構の値段が高くなります。  ご購入の際にはこだわるポイントを予め決めておくと良いと思います。


(5)ギターブランド

 ギターによっては、実質の相場よりも高い値段に設定されている場合があります。  それがギターブランドです。ギターメーカーによっても良心的な価格設定をする会社とそうでない会社がございますので、  ギターのブランドには留意する事をお勧め致します。





 ※総括

 以前は、安価なギターはフレットの打込みが不適切で音程が狂いがちなギターなどもありましたが、  最近では制作技術の向上に伴い、いわゆる欠陥品はほとんど見かけなくなりました。予算と希望に見合ったギターがあれば、  安心してご購入いただけるかと存じます。
 

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