MTR | DTM/DAW | |
価格 | 安価 | 高価 |
準備機材 | 少ない | 多い |
運搬 | 主にMTR本体のみ | PC本体....etc |
操作難易度 | 簡易 | 複雑 |
操作画面 | 小さい | 大きい |
録音機能 | アナログ 限界有り |
デジタル 多機能 |
編曲機能 | 少ない | 多い |
打ち込み機能 | ほぼ無し | 有り |
カスタマイズ | 不可 | 可能 |
同じ録音機なので、どっちを選ぶべきなのか迷う方も少なくないのがこの二つの機材。
まずMTRとDTM(DAW)の決定的な違いは実機かソフトウェアかという点が非常に大きいです。
MTRは本体そのものが一つの録音専用の機械になっているので直観的に操作できる一方で編曲等のカスタマイズには向きません。
他方、DTM(DAW)はパソコンにインストールするソフトウェア(CD)を購入して、
以降はそれをダウンロードしたパソコンで録音を行なっていくことになります。
MTRはギターやマイクからの音を直接ケーブルで繋げばすぐに録音できるのですが、
DTM(DAW)はパソコンのマイク端子から直接録音すると音の劣化が激しいので、
間にオーディオインターフェースをつなげなければなりません(購入しなければなりません)
DTM(DAW)は録音するための機材一式をそろえるのに五万円以上の予算が必要になるので価格考えればMTRを購入したくなってしまいます。
確かに自宅で一人で演奏したものを楽しむ分にはオーディインターフェース一台あれば十分です。
youtubeやニコニコで弾いてみた・歌ってみたに使用するのもMTRで問題はありません。
しかしバンドで使用する場合、奏者・録音者・編曲者の上達に伴って必ず録音機能に求めるものが増えていきます。
そうなったときに必ずDTM(DAW)に移行しなければと感じ始める時期が来るので、
個人的にはこれからも音楽を続けていこうという気持ちがあるならはじめからDTM(DAW)を購入した方がいいいと思っています。
MTRからDTM(DAW)に移行するための無駄な買い物が必要なくなるからです。
筆者は以前、DTM(DAW)に対して難しそうだなぁという観念が抜けきらずとりあえずMTRから買い揃えましたが、
結局録音するにしても作曲するにしてもMTRでは限界が見えてくるのでDTM(DAW)を買いなおすハメになってしまいました。
MTRで学んだ知識がDTM(DAW)に活かされる事も少なかったのでこれなら初めからDTM(DAW)を買っておけばと後悔したものです。