弦高調整


1.概要

 「チューニング」→「ネック調整」→「チューニング」が済んだら、次は弦高を確認してみましょう。 適切な弦高は演奏しやすく、音色も美しくなります。




2.確認

(1)各弦の「解放〜最終フレット」まで丁寧に全ての音にビビり(つまった音)がないか確認します。 (おすすめはしませんが、手間を省きたい場合は「1弦と6弦」のみでも可能です)

   

(2)音にビビりがある場合は弦高を上げる事が望ましいです。
  (必要以上に弦高が高いと弾きづらく、チューニングも狂ってしまいます)

  音にビビりがない場合は弦高を下げて弾きやすくできる可能性があります。
  (弦高を下げていき音にビビりを感じたら少し戻して微調整します)

  一般的な弦高の目安は、どこも抑えない状態で12フレットと弦の間隔が、
   ・1弦:1.5(mm)
   ・2弦:1.6(mm)
   ・3弦:1.7(mm)
   ・4弦:1.7(mm)
   ・5弦:1.8(mm)
   ・6弦:2.0(mm)

適切な弦高調整は個人の好みやプレイスタイルによって異なります。 ギターソロを弾かずハイフレットを使用しないプレイヤーは弦高を高めに設定したりします。

          




3.方法

 弦高の調整はブリッジにて行います。メーカーにより調整の場所が異なり、場合によっては六角レンチやペンチが必要になります。 ギターによって各弦一つずつ高さを調整できるものと、ブリッジ両端にて調整するものがあります。 気になる方は弦を緩めてから行いますが、そのままの状態でも問題ありません。調整場所を確認して、少しずつ音を確認しながら調整してください。


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